呼ばれてないのにじゃじゃじゃじゃーん
悪魔め……。博打の匂いを嗅ぎつけたな
で、どうだったの? バイナリーオプションは?
マイナス5万円くらいだ! 笑わば笑え!
要約
バイナリーオプションで失敗した思い出を振り返り、何がダメだったか、失敗から何を学べるかを考察します。拘束時間と取引終了時間の制約が課題っぽいので、これらを解決するのがFX自動売買だという結論。バイナリーオプションの自動取引も気になりますけど、禁止って話があります。
現代の丁半博打
バイナリーオプションとは、一定時間後の相場(通貨ペア)が上がっているか下がっているかを予想する取引です。勝てばだいたい倍になり、負ければ全部持っていかれる。まさに現代の丁半博打です。僕が手を出したのは7年前、2017年のことです。
今回の記事では、戒めとして過去を振り返り、どこに問題があったのか、どうすればこの失敗を活かせるのかを考えてみたいと思います。……決して株式投資の失敗(モイ急落)を受けて現実逃避を始めたわけではありません。
↓モイ急落の損失なんて、バイナリーオプションに比べれば半分以下ですよ!
バイナリーオプションの思い出
出会いは突然に……
バイナリーオプションとの出会いはかなり古くて、たぶん日本に紹介され始めたくらいです(2009年くらいらしい)。そのころネットでちょくちょく見かけて、簡単に勝てる! やらなきゃ損! みたいな煽りを目にした記憶があります。もちろん堅実な僕は鼻で笑って無視しました。
ところが2017年明けごろ、おそらく疲れていたであろう僕は、なんとなくバイナリーオプションの存在が気にかかりました。そう思ってチャートを眺めると上がり下がりは自明に見える。え? これってわりと簡単なんじゃね? って欲が出てきました。
……出来上がったチャートを見るとそう思えるもんだとは後で知りました。特に移動平均線とか、ボリンジャーバンドとかがあると、相場の動きは当然のように見えます。でもアレって、決定するまではピコピコ動くんですよね。後から見ると自明でも、その時にはどうとでも解釈できます。
そうとは知らない僕は、さっそくネットで調べてバイナリーオプション取引で当時有名だったHIGHLOWに口座を開設しました。
……惨敗でした。たしか3回に分けて1万円くらいずつ入金して全て溶かしました。そこで止めれば良いのに、もっと真面目に学ばなければダメだ! と一念発起しました。……努力の方向が明らかに間違ってますよ。
先生について真面目に習う
再びネットで調べて、「バイナリーオプションで勝ってます!」という人を見つけました。さいわいその人は無料レクチャー的なこともやっていたので、メールを送って弟子入り。虎の巻を送ってもらって、先生の指示するバイナリーオプション業者に口座を開設し、1万円入金。
まあ、そういうアフィリエイト広告的な手法なわけですけど、無料で教えてくれるんだからありがたい。僕は先生の教えの通りに取引をおこない結果を報告、何故上手くいったか・行かなかったかをメールで教えてもいました。……この先生もだいぶ親切だよね。今調べたら同じことやってて脱帽。
始めたのが3月28日で、当時の収支は以下の通り。
なんと、1万円のスタートから、一時期は9万円以上になっています。この時は、イケる! 僕は才能ある! って思いましたね。たしか、常に所持金の1割を賭ける的なルールでやってたので、調子良いときは加速度的に金額が増えるのですよ。
でもまあ、世の中そんなに甘くない。僕は凡人であって、残高はどんどん減っていって、最後にはゼロになりました。チャートを読むための中途半端な知識だけが残って、挑戦は終わりました。
何が問題だったか?
最大の問題は拘束時間だったと思っています。先生自身、あまり取引回数は多くなく、その理由は複数の条件が全てそろうことが極端に少ないからだそうです。数時間パソコン画面とにらめっこして、一度も条件がそろわない日もザラでした。
だから僕は途中から、条件が全部そろっていなくても取引するようになって、ビギナーズラックで勝ってカン違い⇒退場、となったのです。
もうひとつの問題は、取引終了時間の制約です。もちろんこの制約を課すことで、魅力的な2倍近いリターンを実現しているわけですけど、それにしたって負けたら全部持っていかれるわけですからね。終了時間を決められないのは痛い。
これがFXなら取引終了時間は自分の都合のいいように決められて、だからこそレンジ相場である程度利益を出し続けることができます。バイナリーオプションはそれができない分だけ、難しいんじゃないかなー、と思ってます。……一獲千金の博打的魅力は確かですけど。
失敗を活かした作戦
拘束時間の問題を解決するのは、自動取引です。これならパソコン画面とのにらめっこは解消されますし、寝てる間も会社で働いているあいだも取引は続きます。
取引終了時間の制約は、FXだったらありません。都合が悪いときには頑張ってホールドしておいて、利益が出るときに約定する。ずっと塩漬けにすることはできないとしても、取引終了時間を選べるのは大きな強みです。
以上より、僕は今現在FX自動売買に手を出しています、……とかだったら理路整然としているんですけど、そうでもないんですよ。あいだにFX裁量決済を挟んでいて、これは問題の片方しか解決していません。結局、拘束時間の長さから集中力が切れて失敗。我ながら懲りない男です。
正直、バイナリーオプションの自動売買ができたら面白そうだなー、とは思います。上述した先生の手法なんかは、条件さえそろっていれば高確率で勝てますから、自動売買で拘束時間をカバーできれば大変なことになりそう。複数の通貨ペアを同時に見張ることだってプログラムなら余裕。
などと思って調べてみたんですけど、バイナリーオプションの自動売買は禁止という話も出てきました……。
こういう情報って昔のものも混ざってますけど、上記記事はかなり最近(2023年11月)。やっぱりバイナリーオプションは一筋縄ではいかない世界みたいです。おそらくもう手出しはしない、……ような気がしなくもないかも。
まとめ
バイナリーオプションで失敗した思い出を振り返り、何がダメだったか、失敗から何を学べるかを考察しました。拘束時間と取引終了時間の制約が課題っぽいので、これらを解決するのがFX自動売買だという結論に達しました。バイナリーオプションの自動取引も気になりますけど、禁止って話があります。
↓バイナリーオプションの失敗から今に至るまでには、FX裁量決済を挟んでます。
↓年+100%超の収益率な「あにまろ」にロジック変更しました。
↓今現在、FX自動取引に手を出しているのはわりと合理的っぽいことが確認できました。
↓わりとしっかり稼いでくれているところを見ると、失敗が活かされている?
↓……たまに変な失敗もしますけど。
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